『仮説思考』は忙しい現代人必読の良書だ

こんにちは、ポカンです。僕は昔からやりたいことがたくさんあるのですが、忙しさにかまけて、どれも中途半端に終わってしまいます。

一方で、日々ハイプレッシャーな仕事をサクサクとこなしながら、副業もしつつ、趣味もとことん楽しんでいる方々もいらっしゃいますね。

この違いは一体何なのでしょうか。

最近読んだ『仮説思考』という本にその秘密が隠されている気がしました。

彼らは「仮説→実験→検証」をハイスピードで繰り返すことで、忙しさに負けず何事もサクサクと進めているようです。

仮説思考とは?

仮説思考とは、物事を答えから考えることだ。ベストな解を最短で探す方法ともいえる。

仕事をしていると、毎日さまざまな問題に直面する。それらの問題を解決しようとするとき、考えられるあらゆる原因、そして、それぞれの原因に応じた解決方法を網羅的に調査するのは難しい。

問題を解決すべき時間が限られている場合に、そのような仕事の仕方をすると、結果を出せないまま時間切れになってしまう。したがって、あらかじめ答えを絞り込むこと、つまり仮説を立てることが重要になる。

仕事の進め方で大事なことは答えから発想することだ。課題を分析して答えを出すのではなく、まず答えを出し、それを分析して証明するのである。

これ、よくわかります。僕は新しいことを始めるとき、失敗したくないという思いからたくさんの情報を集めるのですが、そのうち情報の多さに辟易して何もしなくなってしまうんです。

情報ばかり集めて何もしないより、ピンポイントであたりをつけて実行していくことが重要ということですね。

仮説思考のキーワード「ストーリー」

仮説思考とは、はじめに結論を出す思考方法です。先にゴールを決め、ゴールまでの道筋は後から組み立てていきます。『仮説思考』の中では、この道筋のことをストーリーと呼んでいます。

まずストーリー構成を考える。たとえば、「現状分析をするとこういう分析結果が得られるだろう。その中でもこの問題の真の原因はこれで、その結果としていくつかの戦略が考えられるが、最も効果的なのはこの戦略だ」ということを、十分な分析や証拠のない段階でつくり上げる。(中略)そうすると、ごく一部の証拠は揃っているけれども、大半は証拠がない状態になり、そこから証拠集めを開始することになる。その場合には、自分がつくったストーリー、つまり仮説を検証するために必要な証拠だけを集めればいいので、無駄な分析や情報収集の必要がなくなり、非常に効率がよくなる。

仮説思考を身につけるトレーニング

ここまで仮説思考の強力さをお伝えしてきましたが、では実際に、どうやって仮説思考を身につければいいのでしょうか。

トレーニング1 So What?を常に考える

実は仮説思考をトレーニングする方法はある。そのひとつは日ごろからSo What?(日本語にすれば「だから何?」)と考え続けることだ。すなわち、身の回りにある現象が起きたときに、それが意味するところは何かと考え続けることだ。

トレーニング2 なぜを繰り返す

なぜを最低五回は繰り返す。これを日常的に行うことにおって、仮説思考力も磨かれていく。

トレーニング1も2も、日々思考停止にならず、様々な現象を深掘りしていけということですね。仮説思考は本を読んで一朝一夕に身につくのではなく、こうした日々の地道な努力の結果、身につくものだと思います。

最後に

仕事でなかなか成果が出ない。プライベートが充実しない、忙しい。そんな時は一度、考え方を仮説思考に切り替えてみてはいかがでしょうか。

ちょっと骨太のビジネス書ですが、新しい視点を提供してくれる良書なので、ぜひ一読してみてください。